読書の秋だし・・・

kun坊

2007年11月16日 10:34


以前に仕入れてきた文庫本も全て読み終え

さてさて、何か面白い読み物は無いだろうか?と考えていたら

最近 娘(高校1年生)が夢中になっているという

     「 山 田 悠 介 」 氏

「彼の著書を何でも良いから読んでみて!」 と 

        その娘から 熱く 薦められた・・・・・



彼の作品は、今若者達の間で熱狂的に支持されているらしい

なんでも、娘は彼の作品を全て読破したらしく・・・

その 面白さ!凄さ! を 熱くトウトウと語りだした(笑)

ヨシヨシ・・・それでは 

 その面白い世界とやらを覗いてみようぢゃないか♪ 

という事で

まずは、手元にあった4冊のなかから どれどれと

     「 ラ イ ヴ 」 を選択

        ・
        ・
        ・

誤解を恐れずに言ってしまえば・・・・・イマイチツマラン

「若い」と言えばそれで終わってしまうが

「ストレート」 「単純」 「底が浅い」 などなど・・・
                 (ファンの皆さんゴメンなさい)

勿論、これはあくまでも 私感 であり 感想は人其々なのだが・・・


それをそのまま 正直に娘に伝えると・・・

当然のように 

       「何故、この面白さが解らないんだ?」 とご立腹(笑)

それならば、

「彼のデビュー作は持っていないのか?」 と聞くと

「持っている!」 という

(大概の作家は、その才能の全てをデビュー作に込めるものだからね・・・)

そして、デビュー作

   「 リ ア ル 鬼 ご っ こ 」 を読んでみた

     ・
     ・
     ・
あまりにも「ありえない設定」(笑ってしまうほど・・・・・)

先が読めてしまうほどの「単純なストーリー展開」

「薄っぺらな感動シーン」

・・・・・・・・・・・・・でも 何故か面白い♪

これまで・・・

自分が思う 「正しく、面白い、読み物」 とは

「緻密なほど、複雑に組み立てられたストーリー」

「様々な伏線からの、ドラマチックな展開」

「登場人物の心の奥にある、人間としての葛藤」 などなどと

・・・・・そう思っていたのに?


そして・・・・・

彼の3冊目を読み始めて   ふと気付いた!

とても単純な中に光っているキラキラしたもの・・・・・

照れも 嫌味も 遠慮も無い程の 「 素直さ 」

アッケラカン! としたほどの真っ直ぐさが若者達に支持される理由か?

今回も、そのまま娘に伝えてみた・・・

私からは・・・

これはこれで面白いと認めた上で・・・

世の中には、もっともっと面白くて凄い物もあるんだよ! と言う事・・・

娘からは・・・

全巻を読んでみて、

彼のパターンが解ってきて 少し物足りなさを感じていた! という事・・・


私は内心・・・ヨシヨシと思った(笑)

まずは彼女が 「本を読む」 楽しさに目覚めたことに バンザイ♪ である。


さて、秋の夜長・・・・・今度は何を読もうかなぁ~(^^)v









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