読書の秋だし・・・
以前に仕入れてきた文庫本も全て読み終え
さてさて、何か面白い読み物は無いだろうか?と考えていたら
最近 娘(高校1年生)が夢中になっているという
「 山 田 悠 介 」 氏
「彼の著書を何でも良いから読んでみて!」 と
その娘から 熱く 薦められた・・・・・
彼の作品は、今若者達の間で熱狂的に支持されているらしい
なんでも、娘は彼の作品を全て読破したらしく・・・
その 面白さ!凄さ! を 熱くトウトウと語りだした(笑)
ヨシヨシ・・・それでは
その面白い世界とやらを覗いてみようぢゃないか♪
という事で
まずは、手元にあった4冊のなかから どれどれと
「 ラ イ ヴ 」 を選択
・
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・
誤解を恐れずに言ってしまえば・・・・・イマイチツマラン
「若い」と言えばそれで終わってしまうが
「ストレート」 「単純」 「底が浅い」 などなど・・・
(ファンの皆さんゴメンなさい)
勿論、これはあくまでも 私感 であり 感想は人其々なのだが・・・
それをそのまま 正直に娘に伝えると・・・
当然のように
「何故、この面白さが解らないんだ?」 とご立腹(笑)
それならば、
「彼のデビュー作は持っていないのか?」 と聞くと
「持っている!」 という
(大概の作家は、その才能の全てをデビュー作に込めるものだからね・・・)
そして、デビュー作
「 リ ア ル 鬼 ご っ こ 」 を読んでみた
・
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・
あまりにも「ありえない設定」(笑ってしまうほど・・・・・)
先が読めてしまうほどの「単純なストーリー展開」
「薄っぺらな感動シーン」
・・・・・・・・・・・・・
でも 何故か面白い♪
これまで・・・
自分が思う 「正しく、面白い、読み物」 とは
「緻密なほど、複雑に組み立てられたストーリー」
「様々な伏線からの、ドラマチックな展開」
「登場人物の心の奥にある、人間としての葛藤」 などなどと
・・・・・そう思っていたのに?
そして・・・・・
彼の3冊目を読み始めて ふと気付いた!
とても単純な中に光っているキラキラしたもの・・・・・
照れも 嫌味も 遠慮も無い程の
「 素直さ 」
アッケラカン! としたほどの真っ直ぐさが若者達に支持される理由か?
今回も、そのまま娘に伝えてみた・・・
私からは・・・
これはこれで面白いと認めた上で・・・
世の中には、もっともっと面白くて凄い物もあるんだよ! と言う事・・・
娘からは・・・
全巻を読んでみて、
彼のパターンが解ってきて 少し物足りなさを感じていた! という事・・・
私は内心・・・ヨシヨシと思った(笑)
まずは彼女が 「本を読む」 楽しさに目覚めたことに
バンザイ♪ である。
さて、秋の夜長・・・・・今度は何を読もうかなぁ~(^^)v
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