雪の朝の幸せは♪
深夜からの雪で
日曜日の朝は この冬一番の積雪となった
こんな時に元気なのは 子供と犬ぐらいだろう・・・
何処かへ出かける予定もなく
一度は 布団から這い出てみたが
また直ぐに 潜り込んでしまった・・・・・
うつらうつらと
静かな雪の朝の
布団の中の 心地良さを楽しんでいると
娘が部屋に入ってきて こう言った
「お父さん! 雪 いっぱい積もったよ! 雪だるま作ろう!!!」
「え~っ?」 (おいおい 勘弁してくれよ~・・・)
口には出さなかったが
とてもじゃ無いけれど かったるくて そんな気にはならなかった
このまま 暖かい布団の中に居た方が どんなに気持ち良いか・・・・・
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でもここで ふと思った (誰かが囁いた?)
[ 娘は小学5年生・・・ ]
[ 当然 今年は6年生になる・・・ ]
[ 当たり前だけど 来年は中学生だ・・・ ]
[ 来年 この娘は 雪だるまを作ろうと 誘ってくれるだろうか?・・・ ]
[ 春が来るまでに 雪だるまを作れるほどの雪が果たして 降るだろうか?・・・ ]
[ だとしたら 娘と雪だるまを作る事って・・・これが最後になるのかも?・・・ ]
[ これで最後ということは 末っ子だから いよいよの最後になるわけだ・・・ ]
[ ・・・・・・・・・・ ]
この間 わずか数十秒
「 良しっ! 作ろう!!!」 と 返事をしていた
それから 1時間あまり 娘との共同作業
私が雪を運んで 娘が固める
1輪車を押しては ひっくり返して 大笑い
入り口の 穴を開けて 中の雪を掻き出す
娘が待ちきれず 出たり入ったりして中の広さを確認する
汗ダクになってしまい 寒いと思って着込んでいた上着を脱ぎだす
そして いよいよの
完成♪(雪だるまじゃないけど・・・笑)
もちろん 雪国のそれとは 比べるまでもない程の
小さな 小さな
〝 かまくら 〟
完成した 〝 かまくら 〟を ゆっくりと眺め
娘と一緒に写真を撮り
家内の煎れてくれた 熱いコーヒーを飲みながら・・・・・
心から
「 あの時 起きて良かったなぁ~ 」 と思った
「 やだよ 一人で作れよ 」 とは 簡単に言える
でも そう言っていたら
こんな幸せな時間は味わえなかった・・・
※ いくら 寒いからといって フィールドに出ない事には 感動には出逢えない!
さぁ ロッドを持って 出掛けよう♪
フィールドで待っているからね
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