鮮やかに蘇る記憶

kun坊

2008年11月21日 10:17

 普段は、ただそこに有るだけの置き物にすぎない。

 しかし、それを手に取った時、

 遥か30年も前の記憶が、まるで昨日の事のように鮮やかに蘇る。


 そんな想い出の品・・・・・




 そう ラグビーボール です
                ( 小型サイズのマスコットボールですがね・・・・・)




 今でこそ、メタボな体型のオヤジですが・・・

 こんな私にだって、高校生だった時代があったんですから


 ポジションは 「 フッカー 」  背番号 2

 県下でも、BクラスとCクラスを行ったり来たりという弱小チームではありましたが、

 それなりに、みんなで一生懸命に上を目指していましたよ 


 このマスコットボールは、3年生の部活引退時に後輩から贈られたものです。

 30年も前の物で、

 その間には、結婚や何度もの引越しなど沢山の事があったにもかかわらず、

 良くぞ、無くなりもしないで残っていたものだと感心していました。




 
 ところで私は、

 今年の6月に、中学・高校の時の同級生を亡くしました。

 もちろん、部活も同じラグビー部でした。

 彼はフランカーというポジションで、ともにフォワードでした。

 

 〝 初盆 〟ということで、8月に彼の実家にお線香をあげに行った時。

 仏壇の遺影の脇に、

 これと同じマスコットボールが置いてあるのを見て、言葉を無くしました。

 同じ時代の同じ時間を過ごした、

 かけがえの無い友人を亡くしてしまったんだ! と

 あらためて深い喪失感を覚えました。。。


 


 夫婦、家族との時間は勿論のこと・・・・・

 楽しい仲間たちとの楽しい時間は、

 それだけで、かけがえの無い財産です。

 

 

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