鮮やかに蘇る記憶
普段は、ただそこに有るだけの置き物にすぎない。
しかし、それを手に取った時、
遥か30年も前の記憶が、まるで昨日の事のように鮮やかに蘇る。
そんな想い出の品・・・・・
そう
ラグビーボール です
( 小型サイズのマスコットボールですがね・・・・・)
今でこそ、メタボな体型のオヤジですが・・・
こんな私にだって、高校生だった時代があったんですから
ポジションは
「 フッカー 」 背番号 2
県下でも、BクラスとCクラスを行ったり来たりという弱小チームではありましたが、
それなりに、みんなで一生懸命に上を目指していましたよ
このマスコットボールは、3年生の部活引退時に後輩から贈られたものです。
30年も前の物で、
その間には、結婚や何度もの引越しなど沢山の事があったにもかかわらず、
良くぞ、無くなりもしないで残っていたものだと感心していました。
ところで私は、
今年の6月に、中学・高校の時の同級生を亡くしました。
もちろん、部活も同じラグビー部でした。
彼は
フランカーというポジションで、ともに
フォワードでした。
〝 初盆 〟ということで、8月に彼の実家にお線香をあげに行った時。
仏壇の遺影の脇に、
これと同じマスコットボールが置いてあるのを見て、言葉を無くしました。
同じ時代の同じ時間を過ごした、
かけがえの無い友人を亡くしてしまったんだ! と
あらためて深い喪失感を覚えました。。。
夫婦、家族との時間は勿論のこと・・・・・
楽しい仲間たちとの楽しい時間は、
それだけで、かけがえの無い財産です。
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