毎回、楽しみに待っていてくださる方々が居て、とても嬉しいのですが・・・
今回はどうしても、いつもの
〝釣行記〟を書くことが出来ませんでした。
まぁ、気分で書くタイプ? と言ってしまえばそうなんですが・・・
(針のようなことを棒のように書く、妄想族ですから 汗)
なので、普段の記事として読んで頂けたら・・・うれしいです。
(トザ@さん、期待に応えられず・・・スイマセン 笑)
「REGENDS」の釣果は、
彼らのブログでお楽しみ下さい(笑)
いやしかし・・・いくらお祭り騒ぎだと言っても・・・
案内して直ぐに結果を出すんですからね~ 彼らはスゴイです!
「タケボー君」 「ジョー君」 「eitaku 君」
おめでとう!
何度も何度も、思い出してください!
釣れた前後の状況・・・・
何故、そのルアーを選択したのか?
手に伝わったルアーの動き・・・
ルアーの通ったコース・・・
ヒットした瞬間・・・
ファイトの様子・・・
自分が無意識にとったロッドワーク・・・
ランディングの興奮と達成感・・・それに満足感・・・
出来れば、水の色と風の音も忘れないで下さい・・・・・
君達とサクラマスとの出逢いのお手伝いが出来て、とっても嬉しいです!
「シノケンさん」 きっと今度こそは釣れます! 諦めないでね
そして・・・・・
お昼まで仕事をして、やっとポイントへと到着したのは13時ごろ、
夕方までREGENNDSのみんなと駄弁りながらキャストしながら・・・
風の向きが悪くて、とても釣りずらい
そのうちに
「YGさん」と合流・・・
そして、以前からの約束だった
「トザ@さん」との
サクラデート
私がいつも攻めているポイントを案内しながら、
同じ場所をトザ@さんがどんな風に攻めるのか?を見てみたかった
本当は、自分はロッドを持たないで・・・
ガイド&観察者に徹しようと思っていたのに
結局自分もロッドを振ってるし・・・・・
トザ@さんに、何箇所かポイントを任せて
私は、いつもの場所に入った!
(後で聞いたら、左利きのトザ@さんには釣りずらい場所だったらしい・・・)
夕暮れも間近で、あれこれとルアー交換をしている暇は無い・・・
なので、一番信頼できる
シュガーディープ 金赤 を選んだ!
(ロストして手持ちが無くなっていたので、下ろしたてのヤツだった・・・)
残りの時間を、このミノーだけで通そう!と思ったのだ
いつものように、先ずは足元を何度か通してみる・・・
そして、反応が無いと水の中に一歩入って足場を固める
出来るだけ、クロスの遠いところへキャスト
ゆっくりと、ゆっくりと水流の重みをリップに感じながらのリトリーブ
何投も何投も、
ただひたすら
〝彼女〟からのコンタクトを求めて神経を集中する
そして数十投目を超えて・・・・・
集中力の限界を感じた頃に、ふと浮かんだアイディア
それは、ダウンクロスの〝J〟の字の頂点からのジャーク・・・
先ずはハードなジャークではなく、スウィープ的なソフトジャーク!
実は、そんなふうに数々のトライを繰り返すことによって・・・
何度も、折れそうになる心に渇を入れる
そしてどうしても耐えられなくなったら、
ポイントを変えて気分をリセットするのだ。
ダウンクロスのキャストが上手くいって、なかなか遠くまで飛んだ!
一度だけロッドを煽って、ミノーをディープレンジまで潜り込ませる
するとズッシリとした重みがロッドに乗り、ラインにテンションがかかる・・・
ナイロンラインの、しなやかな伸びがその感度を押さえ気味に伝えてくるが
ミノーのウォブリングを消してしまうほどではない
ひと際ロッドにかかる重みが増して〝J〟の字の頂点を過ぎた事を感じた
ほぼ下流側の岸と平行に上流を向いたミノーをイメージして
ロッド全体を使って・・・・・ソフトジャーク! 一回
煽ったロッドストローク分のラインスラッグを巻き取るために
素早くリーリングしてティップを下流側に倒しこむ。
そして、ゆっくりと二回目のジャーク!
ロッドを上流側に目一杯煽り引き上げて、ティップを止めた瞬間!
ゴッ ゴゴゴッ ゴゴッ !!!!!
止めたはずのティップが 下流側に強く引き込まれた!
グリップを握る手に力を入れて、とりあえずは耐えた・・・
ジジッ ジリジリジィー・・・ ジジッ
ドラグが耐え切れずにラインを出していく
すると、
グングン ググングググーン!
キタキタキタァーーーーーーーーー!
思わず叫んでいた!
そして、考える前に
ギュッ!ギュッ!グギュッ! と合わせを入れた!
グググッ! と乗ったことを確認してニンマリしたのも束の間
ドラグが止まらない?
ジッジジ・・・ジジッ・・・・ジジ・・・ジジッ・・・・・・・・・・・・
何だコレは?
もしサクラマスだったとしたら・・・・・尋常な大きさでは無い!
ロッドのテンションを増して、ググッと耐えると動きは止まるけど
また直ぐに
ジジッ・・・ジジッ・・・ と動き始める?
どうすれば良い?
リールを巻こうにも、どこにもそんな余裕など無い!
左手をハンドルから外して、思わずスプールに添えた
それでもラインは出続けていく・・・・・
ドラグノブに指をかけて、もう少し締めようか?とも考えたけど、
ファイト中にドラグに触るのは、どうもにも嫌なのでやめた
そんな時
20mほど下流で
ザバッ! と水面が盛り上がり魚が見えた!
逆行で良くは見えなかったけど・・・確かに
〝彼女〟のようだ?
それに・・・・・
掛かった瞬間の場所と、出て行ったラインのイメージで
遥かに下流まで走られたと思っていたのに、意外に近くに居た!
これで、精神的に少し楽になった・・・・・
思い切って、ロッド全体を使って引き上げてみた
ジジッ・・・・・と、相変わらずラインは出て行くが、
徐々に徐々に
〝彼女〟との間合いは詰まっていく
やっとのことで、足元まで寄せてきて・・・
用意してあったネットに入れた瞬間、フックは外れ・・・私の全身の力が抜けた
後ろを振り向くと、
手を叩いて満面の笑みで、トザ@さんが喜んでくれた・・・・
「自分が釣った時よりも嬉しい!」 とまで言ってくれた
私は、その顔と言葉を生涯忘れないだろう!
今回の
〝彼女〟との出逢いは、少々不本意である・・・
それは、私の中での理想とする
「出逢い」 とは言いがたいのだ
ルアーにめがけてのコンタクトではあっただろうが、
口の中にフッキングしていなかったのは事実だから・・・
でも、私は自分勝手にこう考える事にした
サクラマスの女神様は、
一生懸命に30回も通った私のために、
そろそろ出逢わせてあげようかな?と考えた
でも、
いつものように最高の出逢いを与えると・・・
また調子に乗って大げさな釣行記なるものを書くだろうし、
自慢げに誰彼と無くしゃべって聞かせるだろう・・・と。
「今回は、諦めずに通ったことに対して、特別にご褒美をあげましょう!」
「でも、調子に乗るんじゃありませんよ!」 と言われてるような気がします。
それにしても、 相変わらず
〝彼女〟は奇麗だ!
毎シーズン、自分の中でのルールとして・・・
「一度、釣ったポイントではもう釣らない」 と決めています。
釣れるポイントは無数にある筈ですし・・・
釣った事の無い場所で釣る事に、ワクワクを感じるからです。
シーズンが終わったと感じるまで、もう少し通ってみます
今度こそ、理想の
「出逢い」を求めて・・・
※ トザ@さんが、素晴らしい写真を撮ってくれました。
そのご披露は、また今度の機会に・・・・・
応援して頂いていたみなさん、ありがとうございました
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