このお話は、某日 某時 某ポイントでの出来事です
最近、お世話になっている
「GO!さん」から、
「昨日、チョイと釣れました!今晩も行くけど・・・来ます?」
1919! そりゃもう、行くしかないでしょ! ってことで、
北に向かってドライブです
そして着いた、しょっぱいポイントは、
先週末から濁り続けていた大河と違って、水色はクリアー
足場は良いし、広いし、伸び伸びと釣りが出来ます。
先に着いていたGO!さんと、ゆっくり話しながら支度をします。
GO!さんから、
昨日は、表層より若干の深いレンジで食ってきた!との情報を聞いていたので、
ちょっとだけ深めを意識してのルアーチョイス!
それでも、2時間もバイトが無いと飽きてきて、もう何でも投げる
とうとう、投げるルアーがなくなってしまい集中力もダウン
やれやれ、と腰を下ろしてすっかり駄弁りモード突入となった
長年、大型のシーバスと対峙してきたGO!さんのお話は、
本当に参考になることばかり・・・
そんな楽しい駄弁りも、ふと気付けば25時半を過ぎていた
そろそろ帰りますか? と立ち上がったんだけれど・・・・・
どうしても最後に・・・気になったエリアがあった。
何処がどう?という訳でもないんだけど、ただ何となく・・・・・
GO!さんに
「最後に、あそこだけ振って見ません?」と言ったら
良いですよ~! とのことで、
本当に30分間、集中してルアーをキャスト!
それまで、ブルースコードを投げていたんだけど・・・
出来れば、もう少し遠くまで届いて欲しかった!
なので、
〇〇〇ッ〇 〇〇〇〇〇〇〇・〇〇ー〇〇 をチョイス
カラーは、チャートイワシ
何投目だっただろうか?
着水点から、ラインスラッグをとって・・・リーリング開始
たぶん、10回転以内だったと思うんだけど、
それほど大きなバイトでは無かった気がする。
ココッ! の後に
ゴゴゴッ! と来た!
テンションを確認しながら、合わせを入れると
ガバガババババァ~ン! と激しい水柱が上がった
GO!さんに、
「来ましたよ!」と声をかけて、ファイト開始!!!
最初のエラ洗いの音からすると、60~70ぐらいか?
ところが、その後の走りが物凄かった!!!!!
エラ洗いの後、一拍おいて
ドラグが、ありえないほどの勢いで出て行く!
ジジジィーーーーーーーーーーージィィーーーーーーーーーーーーー
(確か、途中でドラグを確認したときは、自分としては強めだったと思う)
いつまでも続くか?と思われた疾走も止まり
急にテンションが軽くなった(若干の重さは感じていたが・・・)
GO!さんが
「手前に走ってない?」と言ってくれたので、
ハッ! と気付いて、慌ててリーリング・・・・・
テンションが抜けないように、必死になって巻く!
すると、10mほど手前で
ドンッ! と止まった
そしてここで・・・・・豪快なエラ洗い
ガバッ! ゴボァッ! グァバァッ!!!!
大型に特有な、ストロークの長い音が、闇夜に響き渡る・・・
そして、まるで大型スクリューでかき混ぜられたかのように波立つ水面
足元にあるストラクチャーに突っ込まれると、
ラインブレイクの危険があるので、ランディングはGO!さんに任せた
私のネットを渡して、足元の良い位置に待機してもらった
鋭い突っ込みは落ち着いてきたが、その重さにロッドが悲鳴をあげている
GO!さんが、位置を確認する為に数秒だけライトを点けた!
「デカイ!マヂにデカイよ!ヤバイくらいに・・・・・!」
私の位置からは、魚は見えないので・・・その声に、思わず体が緊張する!
後で聞いたところ・・・・・
ライトで照らされた一瞬、水面下に目玉から下顎のラインまでが見えて
その半端でない大きさに驚いたらしい。。。
足元に寄ったところを、鮮やかに一発ランディング!!!!!!!!!
ヤッターーーーーーー!
GO!さんが、笑いながら・・・・・
「重くて、持てねぇ~!」
そのネットを、上で受け取り・・・ズッシリとした重さにビックリ!
〇 実は、このネット・・・今回が初使用!
一匹目のランディングがメモリアルフィッシュとなった・・・・・
平らな場所まで運んで、ネットごと横たえてみる
改めてみても、明らかに頭から背中にかけての大きさに目を見張るほどだ
「90は当然にしても、大台まで届くか?」 GO!さんも興奮気味だ!
ベストのポケットの中からメジャーを取り出して、
とりあえず ザッとあててみる・・・・・・
超えている!
いやいや、ここで一旦冷静になって、ルアーを外す
もう、こみ上げてくる嬉しさを押さえられないほどだ!
そして、今度は出来るだけ正確に・・・・・
もうちょっとで大台?とかかもしれないからね
何度もメジャーを伸ばして、下顎の先端に
0 を合わせて・・・・・
GO!さんにも、ちゃんと確認してもらうと・・・・・
1006mm
101cmには、わずかに届かなかったけれど・・・100cmは超えた
ここで、改めてGO!さんと ガッチリ握手&濃厚なハグ
もう、嬉しくて嬉しくて嬉しくて・・・・・何にも見えない!聞こえない!(笑
あの時、GO!さんが誘ってくれなければ、出逢えなかった奇跡・・・
あの時、素直に帰っていれば、味わえなかった興奮・・・
全ての事が、奇跡に向かって繋がっていた 偶然 or 必然
GO!さん、本当に心から感謝申し上げます。
惜しむらくは・・・・・
二人とも、あまりの興奮状態に写真を撮るのをすっかり忘れていた
もう、生涯無いかもしれないのに 撮っていた写真はほんの少しだけ
GO!さんと一緒にシーバスを挟んでセルフで撮ってても良かったなぁ~
横たわっているシーバスに添い寝して撮ってても良かったなぁ~
本当に、残念なことをした。
皆さん、メモリアルフィッシュと出逢ったときには
何十枚でも良いから、沢山写真を撮っておくべきですよ!
メーターって言うとイヤラシイから、ミリって言おう! 1006ミリ
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