胸に刺さるセリフ
今回のお薦めは、
『 クローズド・ノート 』 雫井脩介 著
(しずくい しゅうすけ)
タイトルの指定は無かったんだけど、
友人から薦められた
「 雫井 脩介 」
早速、市立図書館で探して借りてきた。
ほのぼのとして、
キュンとして、
ホッとするような内容
(よう解らんヤン 笑)
登場人物の会話の中で、ちょっと胸に刺さったセリフがあった。。。。。
詳しい内容は読んで頂くとして(笑)
とある文具店内の万年筆売り場での、
売り場責任者(文具店の娘) と
店員(アルバイト女子大生)との会話。
何度も何度も来店しているのに、
なかなか目当ての万年筆が決まらない客の男についての台詞・・・
娘
「そんなふうに道具にこだわる男なんて、なかなか頼もしいじゃない。
道具なんて使えりゃ何でもいいなんて言ってる人間が一番信用できないからね」
店員
「そうですかねえ?」
娘
「契約書にマイスターシュティックでサインする人と、
百円のボールペンでサインする人と、どっち信用できる?」
店員
「それは極端だし」
娘
「人類は道具を使うことによって進化したのよ。
それへのこだわりがなくなったら人類じゃないわよ」
店員
「人類って・・・・・」
物語の背景や流れがあるので、
コレだけを読んでも、なかなか伝わらないかも知れませんね(笑)
日ごろ「道具なんて・・・・」 と言っている私としては・・・・・
結構
グサッ! ときましたネ
そうか・・・・・・
だから私は信用が無いのか
いい年なんだから、持ち物には気をつけないとなぁ~
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